映画「百万円と苦虫女」
女優・蒼井 優の魅力にあふれる映画である。
短大卒業後にアルバイトをしている鈴子(蒼井 優)が、友だちと
共同でアパートに住むことになった。ところが入居直前に友だち
の彼氏との3人の共同と言われる。
しかし、友だちが彼氏と別れたため、友だちの彼氏との共同生活
となる。鈴子が拾ってきた捨て猫を、その彼氏が雨の中に捨てた
ので子猫が死んだことにブチ切れた鈴子は、その彼氏の持ち物
全てを捨ててしまう。
結局、鈴子は刑事告発されて拘置所に入り、有罪となる。帰宅し
た鈴子に中学受験を目指す弟・拓也が毒づく。鈴子は、「百万円
貯まったら家を出ていく」と宣言する。
最初に行った所は夏の海の家だった。そこで目減りしていた貯金
が100万円になると、今度は山に向かい福島県の桃生産地で
働くことになる。それぞれの場所で出会いがあり、はっきり物を
言わない鈴子は自分の意思とは違うハメに陥り、トラブルに巻き
込まれそうになり、他の場所に移動する。
3番目は、町の花屋で働いている時に、同じアルバイトの学生と
愛しあうようになる。ところが、彼が鈴子から借金をしたり、デート
の費用を鈴子に払わすようになり、鈴子は別れを告げる。
弟は学校で執拗ないじめに遭っていた。それと戦ったところで相
手にケガをさせてしまい児童相談所に送られる。中学受験をあき
らめて、戦う決意を示したエピソードを交えていく。
しかし、彼は鈴子が100万円が貯まると他の地域に行ってしまう
ことを防ぐためにしていたのであった。彼は、鈴子が駅に向かった
後を真実を告げるために追う。
二人は微妙なすれ違いで会うことなく、鈴子は旅立っていく。最後
がハッピーエンドにならなかったことで、鈴子の自立を暗示して
いる。
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