古い資料

最近、古い書類を整理しています。中学校勤務時代のプリント、学級通信、大学勤務時代の資料などです。今日は、教育研究サークルのファイルを処分していました。2001年の「愛生研基調提案」の中に私の書いたものがありました。「思春期の子どもとどうつき合っていくのか」という提起です。
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中学校実践の課題として、①すべての生徒の居場所づくり、②生活をつくりだす力を育む、③自分の内面と対峙するよう促す、の3つがある。そして、中学校における厳しい状況の中で、3つのことに注意したいと考えている。
A 生徒の内面に土足で踏み込まない。B 「生徒のために」だけで頑張らない。C 今日のことは今日のことと割り切る。
最近の子どもは、教師を傷つけることを平気でいう。そんなことで傷つかないために、「くそババア」(翻訳=美人の先生)、「てめえ、殺されたいのか」(翻訳=オレを好きだと言ってくれよ)、「ハゲ」(翻訳=オレの方を向いてほしい)、「ばかやろう」(翻訳=こんにちは!)、などと子どもの投げつける暴言を翻訳して受けとめる。にっこり笑って「ありがとう」と言ってみたら子どもの反応はどうだろう。
今春、転任が決まった学校は、かねてから「壊れている(「荒れ」を越えている)」とウワサされていた。しかし、赴任してみると器物破損はないし、暴力沙汰もなく、落ち着いていた。それはやや管理的なこともあるが、それ以上に生徒を説得している姿勢が生み出したものだと私は感じた。
生徒会選挙の立候補ポスターに落書きがあったことで全校集会を開いて生徒会顧問が訴えた。携帯電話を持ってこないよう説得するときには、校長が電磁波の危険性について話をした。そして、生徒指導主事は携帯電話を学校で使う必要がないことを説明し、不要物だから持って来ないように言った上で、持ってきたときの学校側の対処の仕方を発表した。
また、5月末には臨時講師の先生の離任式があった。会場に入ってびっくりしたのは、体育館に《くす玉》が用意されていたことだった。3年生が作ったということだった。もちろん、学年教師の指導があってのことである。昨年度、産休講師として2年生(現3年生)の担任となり、毎日、学級通信を出していた。離任のあいさつは、3年生への感謝の言葉から始まった。そして、1年生には「楽しかった2か月でした」と語りかけた。その言葉の端々に中学生を人間として対等に見ていることを感じた。
4人の教師はいずれも「君たち」「あなたたち」「みなさん」と生徒に対して話しかけていた。決して、権威的・威圧的ではない口調であった。

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なかなかいいことを書いているなと自画自賛してしまいました。

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