2・11愛知県民のつどい

今日は。「第54回《建国記念の日》不承認 2・11愛知県民のつどい」で山田朗・明治大学教授の講演「なぜ歴史認識は衝突するのか~《脱亜論》と改憲論を乗り越えるために」を聞きにウィルあいちに出掛けました。会場で岐阜の友人に会いました。ここ数日、ブログを更新していなかったので「体調を崩しているのか」と心配していたと言われました。連れ合いが風邪気味ですが私は至って元気です。ここ数日の不更新は書くべき記事が無かったのと丹羽長秀の資料づくりや読書にかまけていたためでした。
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山田さんは、①日本と韓国の歴史認識のギャップ(ズレ)はどこにあるのか、②そもそも歴史認識のギャップとは何か、③歴史認識の歪み(バイアス)の根源にある「脱亜入欧」の価値観、④現代の日本人にとっての歴史認識の大切さを再確認する、そして改憲問題は歴史認識問題であることを強調しました。
「歴史認識のギャップはなぜ生まれるのか」について、山田さんは①同じ歴史的事実であっても、歴史を評価する立脚点が違うと異なった歴史認識が生まれる、と言います。どういう立場から歴史を見るかということです。例として、原爆の写真から抱くイメージから、①恐怖(大きな犠牲)、②平和、③安堵(解放)、④その他、があり、①は日本人、②アメリカ人、③インドネシア人の歴史認識だというのです。
そうした歴史認識の違いについて、「対話」することが大事だと山田さんは何度も言っています。近代日本の戦争と植民地支配について、戦争処理が終了していないことがアジア諸国との関係を不正常なものにしていると山田さんは言います。徴用工問題についても日本政府は「解決済み」と言うけど、そうではなく何も解決していないのだと強調しました。
日本の教科書は《自虐史観》と攻撃されて、事実を隠蔽されているのですがグローバル化を言うなら教科書を日本の歴史認識だけで作ってはいけないという山田さんに同意しました。植民地支配された韓国では教育の中だけでなく家族が体験を伝えるのに、日本では戦争体験を伝える人が少なくなってきているので地域史として伝える必要があるという山田さんに納得しました。
150年前の「戊辰戦争」で会津藩に対する長州藩の非道を未だに怨念のように伝えている会津とすっかり忘れているかのような山口県の人が存在しています。74年前までの植民地支配を忘れない韓国を非難できないことは自明のことでしょう。

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