#検察庁法改正案の強行採決に反対します(その2)

今日の午後に嬉しいニュースが飛び込んできました。
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幹部ポストを退く「役職定年」の年齢を過ぎても政府の判断で検察幹部にとどめられるようにする検察庁法改正案について、安倍晋三首相は18日、今国会での成立を断念した。同日午後、自民党の二階俊博幹事長らと首相官邸で会談し、改正案をめぐり「国民の理解なくして前に進むことはできない」との認識で一致した。一般の国家公務員の定年年齢を段階的に引き上げるなど抱き合わせにしたすべての改正案を、次の国会以降に先送りする。
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「#検察庁法改正に抗議します」に続いて、「#検察庁法改正案の強行採決に抗議します」のツイッターが全国各地から発信されて安倍首相を追い詰めたようです。今日の朝日新聞に週末(16~17日)に実施した全国世論調査(電話)の結果が掲載されています。検察庁法改正案に「賛成」は15%にとどまり、「反対」が64%だった。内閣支持層でも「反対」が48%で、「賛成」の27%を上回った。安倍内閣の支持率は33%で、4月調査の41%から下落した。不支持率は47%(4月調査は41%)だった。
調査で、成立を急ぐべきかを聞くと、「急ぐべきだ」は5%で、「急ぐべきではない」が80%。改正案に賛成の人でも「急ぐべきだ」は18%で、「急ぐべきではない」は68%だった。改正案で懸念されている「検察人事への政治介入」について、安倍晋三首相は国会で「あり得ない」などと答弁している。こうした首相の言葉を「信用できる」と答えた人は16%。「信用できない」は68%にのぼり、自民党中堅議員は「正直、ツイッターデモはどこか他人事のように感じていたが、地元の有権者から《改正案に賛成したら、次の選挙では投票しない》と言われるとこたえる。コロナ対策を最優先すべき今国会では本会議に上程されず、継続審議か廃案になってほしいのが本音です」と『日刊ゲンダイ(5/16)』が紹介しています。
NHKは、元検察トップが政府提出法案を真正面から批判したことに加えて特捜部OB有志も意見書を提出したことを伝えています。
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内閣の判断で検察官の定年延長を可能にする検察庁法の改正案について、政界をめぐる汚職事件などを手がける東京地検特捜部の熊崎勝彦元部長など特捜部OBの有志38人が、「検察権の行使に政治的な影響が及ぶことが強く懸念される」として、考え直すよう求める意見書を18日、法務省に提出しました。
検察庁法の改正案について意見書を提出したのは、元東京地検特捜部長の熊崎勝彦氏や八木宏幸氏など特捜部長の経験者6人を含む特捜部OBの有志38人です。
検察庁法の改正案は、特例規定として内閣や法務大臣の判断で検察幹部らの定年延長を最長3年まで可能にするもので、意見書では「検察権の行使に政治的な影響が及ぶことが強く懸念され、慎重かつ十分な吟味が不可欠だ。将来に禍根を残しかねない今回の法改正は看過できず、法改正を急ぐことは検察に対する国民の信頼を損ないかねない」として、考え直すよう求めています。
意見書を取りまとめた世話人の1人で元東京地検特捜部長の熊崎勝彦氏は、NHKの電話インタビューに応じ「大型事件を捜査する際、特捜部では現場の検事を含めて政治的なプレッシャーを感じることはある。改正案が、内容や基準があいまいなまま法制度化されると、特捜部が今後、政官財の事件を扱う際、政治的中立性や検察の独立性に影響を及ぼしかねないと懸念し、意見書を出すに至った。国民から疑念を抱かれるようなことはあってはならない」と述べました。また、「後輩の検事は法と証拠に従って愚直に仕事をすることと信じています」と話していました。
意見書を取りまとめた世話人の1人で元東京地検特捜部長の中井憲治氏は「今回の改正案については、国会の審議でも具体的な説明が足りておらず非常に違和感を感じていた。このままでは将来に禍根を残すと思い、あえて声を上げざるをえないと判断した」と述べました。そのうえで「検察がいちばん怖いのは国民からの信頼がなくなるということで、信頼がなくなれば捜査もうまくいくはずがない。改正案についてぜひ、もう一度吟味して考え直してほしい」と話していました。

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こうした世論の反発を受け、政府高官は18日朝、「今国会で成立しなくても困るものではない」と語り、自民党関係者も「検察庁OBの反発で官邸内の風向きが変わった」と話していたという。
国民の厳しい意見が、検察庁法改正案の強行採決を止めたのです。しかし、評論家の菅野完氏は「共謀罪の時もそうだったでしょ?あの時も、市民の声が高まると一旦《可決見送り》ってニュース流れて、結局、委員会で採決せず、徹夜国会に持ち込まれて夜中に本会議採決という奇襲で採決された」とツイートしています。厳しい目で見守りたいものです。

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