賭けマージャンは賭博罪

毎日新聞の世論調査で安倍内閣の支持率が急落したことが分かりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
毎日新聞と社会調査研究センターは23日、全国世論調査を実施した。安倍内閣の支持率は27%で、今月6日に行った前回調査の40%から急落した。不支持率は64%(前回45%)に跳ね上がった。社会調査研究センターとの共同調査は3回目で、最初の4月8日に44%あった支持率が1カ月半で17ポイント落ち込んだ。調査方法が異なるため単純に比較できないが、毎日新聞が従来行っていた電話世論調査では森友・加計問題で政権批判が高まった2017年7月に26%まで下落したことがある。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回の、黒川検事長の賭けマージャンによる辞職に関しては、いつも安倍首相を擁護してきた人もかばいきれないと思っているようです。《スポーツ報知》がテレビ番組「ひるおび」において、コメンテーターの八代英輝弁護士が報道から処分までのスピード対応に「処分を出すのが早すぎませんか、いくらなんでも。調べてる形跡すらないじゃないですか。実態はもう司法取引ですよ。本人が認めるかわりに、軽い処分で済ますという。身内でこんな司法取引やっていいんですか?」と納得できない様子だったと報じています。
《スポーツ報知》は、元大阪府知事、大阪市長の橋下徹氏が「黒川さんを(懲戒処分ではなく)無罪放免にするなら、内閣は『家庭内の賭けマージャンはセーフです』と国民に言わなければいけない。順番がおかしい」と憤った、と報じています。そして、「お菓子やラーメンなら罪にならない。現金は1円でもアウト。それにはすごく疑問がある。賭けずに徹マンをやっている人なんて見たことがない」、「少々の家庭内マージャンを罪にするのはおかしいが、今回、何に怒っているかというと、黒川さんを罪にしないのなら、内閣が『ある程度のレートなら無罪』と閣議決定して国民に保証しなければ。安倍政権は『セーフです』と言わなければいけない」と政府の対応を批判した、と伝えています。
ところが、安倍内閣は2006年に賭け麻雀が賭博罪(刑法185条、最高で50万円の罰金)に当たると閣議決定していたということが分かりました。鈴木宗男衆議院議員(当時)の質問主意書への答弁で、三「賭博の定義」については、「刑法(明治四十年法律第四十五号)において、《賭博》とは、偶然の事実によって財物の得喪を争うことをいう。一時の娯楽に供する物を賭けた場合を除き、財物を賭けて麻雀又はいわゆるルーレット・ゲームを行い、その得喪を争うときは、刑法の賭博罪が成立し得るものと考えられる」と答弁しています。そして、四、「賭け麻雀は賭博に該当するか」、五、「賭けルーレットは賭博に該当するか」については次のように答弁しています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
質問三への答弁として、賭博は「偶然の事実によって財物の得喪を争うこと」としていますが、この「財物」には当然現金が含まれます。また質問四及び五への答弁では賭け麻雀を「刑法の賭博罪が成立し得るもの」と明言。ここにある「一時の娯楽に供する物」は飲食物などを指すため、現金は当てはまらず「財物」とされます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
現金の授受が生じていたことは黒川検事長本人も認めています。私も22日の記事で「少額ならいいんじゃないの」と書きましたが賭博罪に間違いないことを知りました。法務省の川原隆司刑事局長は黒川検事長の賭け麻雀のレートがテンピン(1000点100円)だったことから「社会の実情を見ると、必ずしも高額とは言えない」としています。自分たちで閣議決定したことを無視して賭博罪を不問にするとしたら何のための閣議決定なのかということになります。
橋下徹氏は、「メディアも何やってるんですか。産経新聞も朝日新聞も国民に実名報道を強要しながら自分たちは実名報道しないんですか? 権力チェックしないんですか?」と言っています。橋下徹は嫌いですがこの指摘には同感です。



ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

ナイス ナイス

この記事へのコメント