笑止!リコール運動

有名な医師・高須克弥氏が「お辞め下さい大村秀章愛知県知事愛知100万人リコールの会」を作って、評論家・竹田恒泰氏、作家・百田尚樹様、ジャーナリスト・有本香氏らとともに愛知県知事のリコール運動をするというニュースを聞いた時にネトウヨ仲間のお遊びに呆れました。
会の設立主旨には「あいちトリエンナーレ表現の不自由展における芸術教育憲法問題の疑惑」として、①
昭和天皇陛下のお写真をバーナーで焼き下足で踏みつぶす動画の表示許可、② 慰安婦像の展示許可、③
日本軍人、間抜けな日本人と称する展示許可、④ 県民・市民・国民の税金(血税)による展示会を、独断開催、展示一時中止後の独断再開と県民・市民・国民(主権在民)の多数反対意見の無視、⑤ 名古屋市の負担金未払い結果による、あいちトリエンナーレ会長名での提訴、⑥ 新コロナ感染症対策、日本中国難である、新コロナ対策中におけるあいちトリエンナーレ提訴行為、の6項目をあげています。
①~③は、《日本最高!》の歴史修正主義者に共通する歴史認識に起因しています。
《愛知トリエンナーレ》で、作品を見ることが出来なかったので何とも言えないのですが、「昭和天皇の写真を焼いた」と言われている大浦信行さんの映像作品「遠近を抱えて PartII」という作品については、大浦さん本人が《天皇制を批判しているのではない》と明言しています。1986年に富山県近代美術館の展覧会に出した天皇のコラージュを含む版画《遠近を抱えて》に対して、右翼的な議員や右翼団体に抗議されて、美術館が図録を焼却したことがありました。あいちトリエンナーレに出品した映像「遠近を抱えてPartⅡ」は、《昭和天皇の写真を焼いた》のは誰か、そして焼かせたのは誰かを問うものであって「昭和天皇の写真を焼いた作品」ではないというのです。
大村知事は、自民党員であり保守政治家です。自民党の国会議員がネトウヨ化している中で《愛知トリエンナーレ》問題では表現の自由を守る姿勢を示したことに私は大村知事を見直しました。保守政治家としての信念があると感じました。当時、8月の記事に私は次のように書いていました。
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河村市長と同様に日本維新の会や菅官房長官が権力的に介入するのに対して、大村知事は「公権力を持つ立場の方が《この内容は良くて、この内容はダメ》と言うのは、憲法21条が禁止する《検閲》ととられても仕方ない」と反論しています。大村知事は、自民党であり保守の立場なのだと思うのですが、安倍首相周辺や河村市長、維新の会と違って保守本流の立場なのでしょう。
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今回の新型コロナウイルスの感染者数については、当初、愛知県は北海道とトップ争いをするほどでした。
まぁ、愛知県と言ってもほとんど名古屋市であり、その大半は私の住んでいる緑区だったのですが、大村知事の対応に間違いはありませんでした。北海道や大阪のような派手なところはありませんが地道に堅実に対応していました。
「現代デジタル」に適菜収さんが吉村洋文・大阪府知事のことを書いています。
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ネトウヨ医者が政治団体設立の報告会に、吉村を誘うツイートをしたところ、吉村は〈高須先生、さすがに明日の14時は松井市長と大阪で会議の公務がありますので、出席は難しいです、なう。リコールは簡単にはいかないと思いますが、応援してます、なう。行政が税金であの『表現の不自由展』はさすがにおかしいですよね〉とツイート。これに対して「なんでわざわざツイッターで連絡取ってんの?」というリプがあったが、要するに吉村は同団体の宣伝をしているわけだ。記者会見では「公金を使って開催したことに強い違和感を感じる。賛成です」と述べていたが、自治体の長が他自治体のリコールに口を出すこと自体が的外れ。大阪市長の松井一郎からさえ、「愛知の人が判断するべきだ。知事が旗を振るのは違う」とたしなめられていた。
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新型コロナウイルスのことで大村知事から「大阪は医療崩壊しているのでは?」と言われたことに感情的になった吉村知事が勇み足してしまったようです。「愛知のことは、愛知住民に任せて下さい」と言いたい。

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