ZOOM学習会

今日は、研究会のZOOM学習会に参加しました。
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久しぶりに中野 譲さんの実践報告を聞きました。前年度に、授業を抜け、学校内を徘徊したA子を担任することになり始業式の後、出会いの時間に《田んぼ》と《ミツバチ》の話で子どもたちの興味を引きつける中野さんです。中野さんは、次のように言います。
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こんな風な感じで私がやれるようになったというのは、私が子どもとの間や距離化、あるいは遊びをしながら関係をつくることを学んだからです。どこで学んだかというと、特別支援の子と関わる中でそういう感覚を学び、正論言っても無理です。簡単に子どもの心の中に入ることもできないです。理解しようと努めないと。しかも、こうだろうと思っても何回も何回も裏切られる。でも、行動の裏にあるものや言葉と表情の裏にあるものを理解しようと、そうすることでたくさんの子どもと出会うことが出来るのではないかという確信を持っているからです。
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そして、「成長ノート」を書かせます。「成長ノート」は、子どもと中野さんの交流ノートです。金曜日にノートを渡し、テーマを決めて書きます。次の《めあて》も書いてきます。その内容は、《クラスの不満》や《見えない子の行動》などいろんなことが書いてある。それを月曜日の朝に黒板に箇条書きして、そのことが中野さんのクラスづくりの土台になっています。
このノートにA子は「私は最初見たとき、なんやこいつ、面倒くさそうと思った。だけど、いろいろ話を聞いてるうちにやさしく楽しくさせてくれそうな先生だなと思うようになりました」と書いてきました。中野さんは、「短いんだけど、最初は《思う》と書いて、最後は《思うようになりました》と書いたことに注目します。そして、「思うが思うようになったんだね。思うようになりました、になったんだね。ありがとう」
とコメントします。こういうコメントの仕方が大事だと中野さんは強調します。
もう一人の子は、「先生はすごいなと一日で思いました。だって、去年あんなに反抗したあゆみさんが自分から先生のところに行ったのだから。それに他の子も。このクラス、絶対上手くいく」と書いてきました。中野さんは、「このクラス、絶対上手くいく」に注目します。この子はA子と去年一緒のクラスだった子です。
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「A子さんがいろんな逸脱行動をする中で、学習ができない、クラスも面白くなかった。こういうクラスを作りたくないという気持ちの表れだと思います。もう一つは、学級発表でA子さんを見たときに、またこの子と一緒という強い感じを持っていたと思うのです。そのA子さんがこういうふうに少し一歩前へ出たという行動を、やっぱり見ないようにして他の子どもたちは見ているのです」と中野さんは言います。
子どもの言葉や表情の裏にあるものを理解しようとする中野さんが子どもの書いたどの言葉に注目したのか興味深い報告でした。

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