大学の授業

今日は、日本福祉大学で講義をしてきました。《オンライン講義》だったのが昨日から普通の講義形態になったということで、大学の雰囲気は新型コロナ対策でピリピリしているようでした。教室に出かける人は《消毒セット》持ち、マスク着用で講義をする、学生もマスクを着け、ソーシャルディスタンスをとるようにと注意書きがありました。私の講義は、大教室で20数人なので全く問題はありません。
最初に、ユーチューバー・桑原功一さんの「人類VSメディア」を見ました。そして、「今日の講義のテーマ」と関連があることを伝えました。
https://www.facebook.com/freehugs4peace/videos/2729318864006559

導入は、歴史上の出来事(事実)と「歴史」の違いを考えるということで、私の歴史理解の基本である「《歴史》は、勝者によって創られる」ことの例(豊臣時代⇒明智光秀は、主君殺しの裏切り者である。明治時代⇒徳川時代は、士農工商の身分制度による封建的な暗黒の時代だった)を示しました。そして、歴史上の出来事(事実)の記録としての「史料(体験談、風聞、日記、公式記録など)」を解釈して《歴史》が語られることを説明しました。「史料」を読むときに気をつけることは、《誰》によって《いつ》《どこ》で《なぜ》書かれたのかを考慮する必要がある、としました。
中盤は、新型コロナウイルス関連で感染症の歴史について、奈良時代の天然痘の疫病が荘園制を招き、やがて封建制度と変わったことなどを語りました。終盤は、「歴史認識」は対立するものだという例として会津(福島県)の長州(山口県)に対する怨念をあげ、日韓(慰安婦・徴用工問題)、日中(南京大虐殺・領土問題)の現状を確認しました。
ところが、一年ぶりの講義ということもあってしゃべりすぎて時間が足らなくなりました。「関東大震災で、なぜ、朝鮮人虐殺が起こったのか」が今日のクライマックスだったのですが十分に時間が取れなかったのです。
学生の感想では、「物事を一つの面からではなく多面的に捉えることが重要であることが授業全体を受けていてとても強く感じました」「《自分で調べる》の本当の意味を考えさせられました」「自分でも調べてみて、新聞やニュース、ネットの情報をうのみにしないようになろうと思いました」「先生のように実際に足を運び、その時、何が起きているのかを知ろうとすることが大切だと思いました」「今日の講義を受けて、どの時代の歴史にも多面的な視点があって、一面的な歴史だけでなく広い視野を持って歴史を考えることが必要だとわかりました」と書いてあり、一応の意図は伝わったのだなと思いました。

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