オンライン講座

今日は中日文化センターの講座「保阪正康が語る昭和史の謎」を視聴しました。
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冒頭で先日亡くなった半藤一利さんのことを語りました。半藤さんが「日本人は悪くないんだよ」と妻の末利子さんに言っていたことについて、悪いのは軍部と軍事教育をした側という意味だと保阪さんは言います。また、保阪さんが蒋国経にインタビューした時に「心理が武器と結合したのが戦争だ」とか「侵略軍は心理が病的に直進して破滅する」と言っていたと語りました。そして、日本は第一次世界大戦は傍観者の立場だったので近代戦の恐さに無知のまま《十五年戦争》に突入してしまったと言うのです。後発帝国主義の日本は欧米先進国が19世紀に行ったことを20世紀にやっていた(軍事力で支配する)うえに民族独立などの歴史の動きをみていなかったと指摘しました。
また、昭和天皇の弟である秩父宮親王と陸軍士官学校同期生の何割かが軍人にならなかった。それは、戦争の本質を知ったからだと言うのです。そして、そうしたまともな軍人は出世しなかったし、出世した軍人はイケイケドンドンの連中だから特攻や玉砕を考えついたのだ、と。
保阪さんは、よく《なぜ、イギリスが中国内陸部に進出しなかったのか》について話しています。保阪さんによれば、イギリスは「投下資本で利益をあげる」ことを目ざしていたので海岸線に租界地を得て満足していたというのです。日本のように内陸部に進出すれば多くの兵隊を派遣しなければならないし投下資本が高くなり利益をあげることが難しくなる。戦争に勝たなければ利益を上げることが出来ない日本の「博打」が失敗に終わるのは必然だと言うのです。
確かに、日清戦争で多くの賠償金を得たことが軍部の妄想を作ったのかも知れません。

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