3つの領土問題
昨日の続きです。
実効支配している尖閣諸島はいいとして、竹島と北方領土に
ついて考えてみたい。
北方領土については、歯舞・色丹・国後・択捉の固有四島だけ
でなく千島列島そのものが本来、日本領土である。
1875年に日本とロシア帝国が結んだ「千島・樺太交換条約」
は全く対等な条件のもとで決まったものである。むしろ、日本が
明治維新で新政府を作ったばかりの国力としては劣勢の中で
結ばれた条約である。
千島列島を日本が領有し、樺太をロシアが領有すると決まった。
後に日露戦争(1904~5年)で勝った日本が南樺太を割譲さ
せたので、第二次世界大戦後にソ連が奪い返すのは当然のこ
とであるが、千島列島は問題外である。
そして、現在はソ連を引き継いだロシアが北方領土と千島列島
を実効支配している。
竹島についても、韓国が実効支配している。
竹島については、史料が錯綜しているのでややこしい。
国際法でいう「先占理論」では日韓両国で認識が違っている。
1905年の日本政府による島根県編入の時期が韓国の保護化
を進めている時であり、1910年の日韓併合へと続く流れの中で
行われた微妙さが日韓両国の争点となっている。
戦後、韓国の李承晩ラインによって「竹島は韓国領」と主張する
ようになり、日本の抗議を拒否して1954年から実効支配している。
日本の研究者の中でも竹島問題は論争中であるが、私は『竹島
は日韓どちらのものか』下條正男(文春新書)に納得した。
中学校で社会科を教えている時は、この領土問題をとりあげて、
日韓の主張を史料で検討する授業をすすめてみた。
実効支配している尖閣諸島はいいとして、竹島と北方領土に
ついて考えてみたい。
北方領土については、歯舞・色丹・国後・択捉の固有四島だけ
でなく千島列島そのものが本来、日本領土である。
1875年に日本とロシア帝国が結んだ「千島・樺太交換条約」
は全く対等な条件のもとで決まったものである。むしろ、日本が
明治維新で新政府を作ったばかりの国力としては劣勢の中で
結ばれた条約である。
千島列島を日本が領有し、樺太をロシアが領有すると決まった。
後に日露戦争(1904~5年)で勝った日本が南樺太を割譲さ
せたので、第二次世界大戦後にソ連が奪い返すのは当然のこ
とであるが、千島列島は問題外である。
そして、現在はソ連を引き継いだロシアが北方領土と千島列島
を実効支配している。
竹島についても、韓国が実効支配している。
竹島については、史料が錯綜しているのでややこしい。
国際法でいう「先占理論」では日韓両国で認識が違っている。
1905年の日本政府による島根県編入の時期が韓国の保護化
を進めている時であり、1910年の日韓併合へと続く流れの中で
行われた微妙さが日韓両国の争点となっている。
戦後、韓国の李承晩ラインによって「竹島は韓国領」と主張する
ようになり、日本の抗議を拒否して1954年から実効支配している。
日本の研究者の中でも竹島問題は論争中であるが、私は『竹島
は日韓どちらのものか』下條正男(文春新書)に納得した。
中学校で社会科を教えている時は、この領土問題をとりあげて、
日韓の主張を史料で検討する授業をすすめてみた。
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