皇室を批判する靖国宮司

靖国神社の小堀邦夫宮司が退任すると朝日新聞が報じている。
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小堀宮司は、神社内の研究会で「陛下は靖国神社をつぶそうと
している」などと皇室批判をしたと週刊誌で報じられ、波紋が広
がっていた。(中略)
同神社では今年2月、前任の徳川康久宮司の発言が「神社創建
の趣旨に反し、賊軍合祀の動きを誘発した
」などと問題視されて、
徳川氏が辞任。小堀氏は3月1日付で第12代宮司に就任した
ばかりだった。
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この記事を読んで、小堀宮司は「神社創建の趣旨」をどのように
理解していたのだろうと思いました。
そもそも靖国神社は《幕末以来の国事殉難者》と《戊辰の役の国
事殉難者》を鎮祭するために創建されました。坂本龍馬や久坂玄
瑞は祀られていますが近藤勇・土方歳三、白虎隊士などは祀られ
てはいません。明治維新の三傑と言われる西郷隆盛・大久保利通・
木戸孝允も祀られていません。
新撰組や白虎隊、西郷隆盛は「賊軍」であり、大久保は明治になっ
てから暗殺され、木戸は病死だからです。国事殉難者といっても天
皇のために戦死した人だけが祀られているのです。
それなのに、小堀宮司は天皇を批判しているのです。日本会議に
集まる自称右翼の人たちは天皇を利用するためのものと思ってい
るようです。幕末期に薩長の連中が天皇を玉と呼んでいたことと同
じです。これを木戸孝允は「功名勤王」と言っています。
前宮司の徳川康久氏は恐らく国事殉難者の中に戊辰戦争で亡くな
った徳川・会津側の人々も含まれるのではないかと言ったのではな
いでしょうか。
150年後の今でも「賊軍」が問題視される靖国神社が必要なのでし
ようか。

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