安田パッシングへの違和感

安田純平さんへのパッシングが根強く続いています。《バイキング》が酷い。
自己責任論を垂れ流しています。安田さんの記者会見の揚げ足取りをしています。
安田さんが「準備不足だから拘束された」とか、「おかしいと思ったのについて行った
ことはジャーナリスト失格」だとか言いたい放題です。
自己責任論のパターンの一つなのですが「テロ組織に身代金が支払われて犠牲に
なる人が増える」も安田さんパッシングに使われています。
山路 徹氏は、かつて長井健司氏がミャンマーで射殺された事件に触れ、「彼も“準
備不足だ“と言われた。死なないための準備があるとしたら教えてください。知りたい
です。はっきりした答えはただ一つ。行かないこと。行かなければ死なないし、叩かれ
ることもない」と反論しています。山路さんは次のようにも語っています。
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今回、“シリアは避難勧告が出ていたのに“ということで安田さんを批判している人も
いるが、福島第一原発事故のときに、大手メディアは政府の退避指示にしたがって、
記者をみんな圏外に出した。もちろん組織としてコンプライアンスもあるし、記者たち
の生命を守るのも仕事なので、その判断が間違っているとは言えない。だけど、圏内
には多くの人が支援物資も入らない中、取り残されていた、そういう人たちを誰が伝え
たかといえば、指示を無視して現場に入っていったフリーランスだった。もちろんジャー
ナリストは、なにか起きたときに助けてもらうことは期待していない。私も東海村の臨界
事故を取材したが。そこに取り残されてる人がいれば伝えるのが報道の責務。それを
やらなくして何が報道だ」と話した。
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文筆家の古谷経衡氏は、「こんなことで自己責任論かどうかを問うこと自体、先進国で
は考えられない。そもそもどんな人だって、国や人様に迷惑をかけて生きている。
40年以上前、カンボジアを取材中に亡くなった一ノ瀬泰造さんについての新聞記事を
読んだが、彼が悪いとか、準備不足だという論調はなかったし、両論併記でもなかった。
昔よりもひどくなっていると思った」と話していたとYahooニュースが伝えています。
橋下徹、松本人志など安倍首相と親しい人はこぞって自己責任を問う発言をしています。
どうして、無事に生還した人を喜ぶことが出来ないのでしょうか?

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