吉村よりも大村

内田樹氏が6月1日に「大阪府の感染者は累計1783名、この数はこの数は大阪府より人口の多い神奈川県(1367名)の約1.5倍。大阪府より人口が10%少ない愛知県(511名)の 3倍以上(5月31日時点)。死者も同様で、愛知県が34名なのに、大阪は83名にのぼっている」とツイートしました。
吉村大阪府知事の新型コロナウイルス対策で評価が高いのですが実態はどうなのかということです。そもそも「維新の会」の政策が今回のパンデミックに対する対応の不備を招いたとも言えるのです。
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5月19日の「リテラ」は、《検察法改正案》のことで次のように報道していました。
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「橋下徹の時代から、裏で安倍政権に協力して自分たちの政策や権益を後押しもらうというのが維新の常套手段。今回は、国民の声が予想以上に大きかったため計算違いと結果になったが、維新としてはいつものように、条件をつけたふりして強行採決に協力し、与党に恩を売るというのが最初からのシナリオだったんだろう。そういう意味では通常営業ですよ」(全国紙政治部記者)
実際、これまでも、維新は、安倍政権の数々の無理筋法案に附帯決議や修正協議などエクスキューズをつけながら賛成してきた。特定秘密保護法、安保法制、共謀罪、TPP、働き方改革、入管法改正……安倍政権が出してきた数々のデタラメ法案をまともに議論せず、法案の欠陥や、立法の根拠となるデータに間違いや改ざんが判明しても、そのこと一切無視して、強行成立に全面協力してきた。
そして、その見返りとして、安倍政権からカジノ法案制定、大阪万博誘致など、“金のなる木”利権拡大を後押ししてもらってきた。

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そういう中で、山岡俊介氏が「吉村大阪府知事がサラ金《武富士》の代理で、私に対してスラップ(言論弾圧)訴訟をしたことを示す和解調書原本と、それに基づき出された《謝罪広告》(見本)の資料が出て来たので添付しておく」と写真を公開した。
和解文書2 (2).jpg
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山岡俊介氏は、週刊誌でサラ金《武富士》を追及する記事を掲載したことで訴訟を起こされたのです。訴訟することで脅しをかけたわけですが結局、勝訴できなくて和解したということです。その時の弁護人の中に若き吉村知事がいたということです。
『論座』で大村愛知県知事と保坂展人世田谷区長が対談しています。新型コロナウイルスについて大村知事は「愛知県では1月26日に中国・武漢からの旅行者が陽性と確認されたのが始まりです。2月14日に初めて県内の人の陽性が確認され、スポーツジムでクラスターが発生しました。その後、高齢者施設を中心に大きなクラスターが見つかりました。また、大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の陽性患者を、愛知県で4月開院を目指していた藤田医科大学の岡崎医療センターに受け入れました。毎日毎日、受け入れ病院を探すので大変な日々でした。本当に苦しい思いを最初にしたのです。
ただ、東京や大阪のように感染者数が急増することはなく、第一波を切り抜けることができました。新規感染者数は4月25日に1人となり、そこからはいちばん多くて5人です。今は第二波に備え、これまでの経緯を検証しているところです
」と述べ、「藤田医科大学で多くの無症状の陽性者の方を受け入れたのは素晴らしい決断でしたね」と言う保坂氏に対して、「陽性者128人を受け入れましたが、医師・看護師ら現場スタッフが本当に頑張ってくれて、ひとりも院内感染者を出しませんでした。日本でいちばん最初にいちばん多くの陽性者を受け入れ、誰にも経験がないなかで動線をきっちり区切り、院内感染がまったくなかったのは《藤田モデル》であり《愛知モデル》と言えるでしょう。その経験値を県内の病院に周知し、共有して対策を進めてきました」と語り、次のように続けています。
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当初は「検査をたくさんやると病院に入れない」と懸念する声がありましたが、感染症対策の基本は「まずは検査」です。「はやく見つけてはやく治療する」のが基本なのです。愛知県は3月からずっとそうやってきました。検査能力を1日300件から増やし、今は1100件です。秋には1600件が可能になります。はやく検査してはやく治療する。重症者を重点的に治療し、軽症者や無症状の方は自宅かホテルに入ってもらう。愛知県はホテルを二つ用意して稼働しました。
症状が出てから検査を経て陽性確定に至るまで平均してどのくらい日数がかかったかという全国データがあります。4月12日の日本内科学会緊急シンポジウムに提出された資料です。一番長い日数を要したのが新潟県で8.46日。次は東京都の8.37日。次が北海道で7.7日、4番目が大阪で7.17日。これに対して愛知県は3.82日です。愛知県は発症から検査で陽性が確定するまで「4日間」かからなかったのです。愛知県のコロナ患者の91%は軽症です。重症が4%、ECMOが必要な患者が4%。はやく検査してはやく治療すれば軽症で収まることを示しています。
コロナは大都市の病気です。感染者が出たらただちに検査をし、医療を急ぎ、濃厚接触者を追いかけていく。クラスターを見つけて潰していくという日本のやり方をいちばん丹念に愚直にやったのが愛知県なのだと思います。その結果として、愛知県の感染者数は約520人。大阪約1800人、東京約5600人より少ない。結果は数字に出ます。それを分析して第二波、第三波に備えることが大切です。

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2月~3月期は、北海道に匹敵する感染者がいた愛知県でした。東京や大阪の感染者数の少なさに疑いをもっていたのですが結局、現在は冒頭の内田樹氏が指摘するような状態です。マスコミが吉村大阪府知事や小池東京都知事を多く取り上げるのですが、こうした大村愛知県知事の実績をもっと評価することが大事だと思います。

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